万馬券が当たった人の人生
競馬をやる人にとって、万馬券を当てるのは夢でもあるでしょう。
万馬券とは競馬の用語で払い戻しが100倍以上の配当の際に使われるものです。
つまり、100円を賭ければ1万円以上となり、1万円を賭けていれば100万以上になる馬券のことです。
その配当金もさることながら、万馬券を当てたというのは友人達への自慢になり、同時に良い思い出にもなるでしょう。
時には1000万円を超える配当もあるため、人生が変わってしまう人も珍しくありません。
そこで、ネットで話題になっている万馬券が当たった人の人生を紹介したいと思います。
万馬券がどのような人生をもたらすのか、その真実に迫ってみましょう。
万馬券で人生が好転した人
42歳で普通の会社員をしている男性は、皐月賞にて配当金992万という大金を手に入れました。
投資額は合計で12万、狙い目に5万を賭けつつ数百円で何十通りもの馬券を購入していたのです。
勘や運に頼った予測ではなく、データに基づいた計算によってこうした賭けをしています。
今まで万馬券が当たったことも無ければ、年間の収支はややマイナスな状況だったようです。
そんな男性ですが、この日だけは違っていました。
馬番連勝で購入した5万が見事に大金を引き入れてくれたのです。
この男性は1000万に近い大金を手に入れたことを期に脱サラを決行します。
そして子供の頃から夢だったバイクショップの経営を始めたのです。
競馬は今でも嗜んでおり、仕事の合間を見ては競馬の予想を行っているようです。
万馬券を当てたことにより脱サラを行い、夢を叶えた悠々自適な生活はまさに理想的な勝者の姿でしょう。
万馬券で転落人生を経験した人
53歳の会社役員だった男性は大の競馬ファンで、騎手はもちろん調教師の名前まで知っているほどでした。
競馬を楽しむことが好きだった男性は、その日の気分で馬券を買うことが多かったです。
とは言っても、人気の馬を選んでいればそれなりに的中もするので、収支はトントンと言ったところです。
そんな男性の人生が狂ったのは有馬記念でのレースでした。
10万という大金で馬券を購入し、その結果488万という高配当をゲットしたのです。
これに気を良くした男性はより一層競馬にハマり込み、賭ける金額もどんどん多くなっていったようです。
しかしデータではなく運や勘で競馬を買う男性の馬券を当たらず、ついには会社のお金を横領するまでに発展しました。
その結果、会社の役員はクビになり警察の厄介になることになったのです。
万馬券を当てたにも関わらず、その後の人生が狂った稀有な事例と言えるでしょう。
自分を制御できないほど熱中するのは控えるのが無難です。
また万馬券が当たった場合、金額によっては税金がかかります。
競馬(馬券)と税金についての仕組みについても理解しておくといいでしょう。