「競馬でなかなか勝てない」「どうすれば勝てるようになる?」
といった悩みを抱えている方も多いでしょう。
競馬で勝率が上がらない方は、ダメな買い方をしているかもしれません。
そこで今回は、競馬で負けるダメな買い方と、失敗しやすい考え方をご紹介。
後半では、勝つためのコツと予想方法について解説しています。
競馬で勝つための方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
競馬で負けるダメな買い方とは?
競馬で負けの原因となるダメな買い方とは、一見安全と思われる方法に依存しすぎることです。
多くの競馬ファンが陥りがちなのは、短期的な成功を求めるあまり、リスクを最小限に抑えるために一方的な戦略を採用してしまう点にあります。
具体的には、以下6つがダメな買い方として挙げられるでしょう。
- 人気馬や穴馬だけを選ぶ
- メインレースや重賞レースばかりを狙う
- 買い目を広げすぎる
- お金をつぎ込み過ぎる
- 難易度の高い馬券にこだわる
- 収支を記録しない
このような方法で勝負すると、長期的な視点で見て利益を得るのは難しいのです。
一つずつ解説していきましょう。
買い方①人気馬や穴馬だけを選ぶ
競馬で一貫した利益を目指すとき、多くの人が犯してしまう間違いの一つが、人気馬や穴馬のみに賭けることです。
この方法は、短期的にはリスクを回避できるように見えますが、実際は長期的な利益を損なう原因となります。
人気馬のみに賭けた場合、トリガミ(投資額よりも少ない配当)のリスクが高まります。
一方、穴馬のみに賭けると、的中率が著しく低下します。
競馬で成功を収めるためには、人気馬と穴馬の適切なバランスを見つけることが重要。
各馬の過去の戦績、血統などの徹底した分析が必要でしょう。
買い方②メインレースや重賞レースばかりを狙う
メインレースや重賞レースのみに焦点を当てることも、負ける買い方です。
メインレースや重賞レースは注目度が高く、知名度のある馬が多く参加しているため、予想が立てやすいと感じられるかもしれません。
しかし、実際はこれらのレースは競馬予想が非常に難しく、実力が拮抗しているためオッズが分散しやすいです。
結果、レース結果も配当も予測不可能になりがち。
したがって、予測がしやすく、オッズや実力のバランスが明確なレースを選ぶ方が、長期的に見て効率的な戦略と言えます。
買い方③買い目を広げすぎる
無計画に買い目を広げることも、競馬で負けてしまう一つの原因。
特に初心者や安全志向の方が陥りやすいのが、深く考えずにボックス買いする習慣です。
競馬で的中する組み合わせは限られており、多くの馬券を購入してもほとんどが無駄になるのです。
そのため、理想的なのは限られた点数で的中を目指すことです。
ボックス買いをするときも、馬券に絡む可能性のある馬を選び、不要な組み合わせを削るようにしましょう。
買い目の点数とオッズのバランスを考慮し、単発買いやフォーメーション購入など、適切な戦略を選ぶことが大切です。
買い方④お金をつぎ込み過ぎる
投資金額を多く設定するのも、やってはいけない買い方です。
ギャンブラー気質の方や、負けを取り返そうとするマインドは特にこの傾向があります。
大きなリターンを狙うこと自体は魅力的ですが、競馬は予測不可能な要素が多く、多額の投資は高いリスクを伴うのです。
全額を一度に投資するよりも、予算を分割して複数レースに挑戦する方が、長期的に見てプラスに近づく可能性が高まります。
競馬で勝つためには、合理的な金銭管理とリスク管理が重要なのです。
買い方⑤難易度の高い馬券にこだわる
競馬で失敗しやすい典型的な例として、高い配当を追求するあまり難易度の高い馬券にこだわることです。
特に競馬初心者は一攫千金の考えに囚われがちで、知識や経験が浅いうちから無謀な賭けをしてしまいます。
万馬券や大穴を狙う戦略はたしかに魅力的ですが、的中させるのは極めて困難でしょう。
また、長期的に見ると膨大な投資が必要になります。
さらに、特定の券種に固執するのも避けるべきでしょう。
レースや出走馬の特性に応じ、柔軟に券種を選ぶことが大切です。
買い方⑥収支を記録しない
競馬で成功するためには、収支の記録が欠かせません。
収支を記録することで、自分の得意なレースタイプ、勝率、成功している馬券の種類など、さまざまな情報が得られます。
また、収支を記録することで、自分の戦略を練り直す際や、どのレースにどの程度の賭け金を投じるか決める際に非常に役立ちます。
反対に、収支を記録しないとこれまでの傾向や弱点を見落とす原因となり、長期的な利益を妨げる要因となります。
したがって、勝ちパターンを確立し、効率的に利益を上げるためには、収支の記録と分析が不可欠です。
競馬で失敗しやすい考え方
競馬で失敗につながるのは、短期的な利益を追求することに焦点を当てた考えです。
多くの場合、目の前の勝利を目指すあまり、長期的な戦略や合理的な判断を見失ってしまうことがあります。
そのため、以下のような考え方だと競馬では失敗しやすいでしょう。
- 当てることだけを意識する
- 負けをすぐに取り戻そうとする
- 根拠なしに馬券を買おうとする
このような思考は、特に初心者や感情的になりやすい競馬ファンに見受けられます。
具体的に見ていきましょう。
考え方①当てることだけを意識する
競馬予想でよく見られる失敗の一つが、「とにかく当てることに固執する」「一攫千金を狙う」姿勢です。
この考えに陥ると、購入する馬券の点数が増え、結果的に馬券代が膨れ上がります。
そして、たとえ的中しても得られる利益はわずかで、長期的なプラスにつながりません。
勝つためには、的中と利益のバランスを考慮しながら予想することが重要。
購入する組み合わせの想定オッズを確認し、払い戻し金額が投資額を上回るよう、馬券を調整できるようにしましょう。
考え方②負けをすぐに取り戻そうとする
「負けた分を次のレースで取り戻そう」といった考え方も危険です。
競馬は予測不能な要素が多く、「絶対に当たるレース」は存在しません。
負けたあとに急いで取り返そうとすると、リスクを取ることになり、結果としてさらなる損失を招きやすくなります。
負けた時こそ一度冷静になり、計画的に次の戦略を立てることが重要です。
考え方③根拠なしに馬券を買おうとする
また、「根拠のない予想」に基づいて馬券を購入するのはNG。
競馬のレース結果は常に何らかの根拠が存在するのです。
根拠を無視して馬券を購入するのは、勝てる見込みが非常に低くなります。
そのため、レースの戦績、血統、騎手の実力、距離適性、天候や馬場状態など、さまざまな要因を考慮して予想を立てましょう。
競馬で勝つための買い方のコツ
競馬で勝利を収めるためには、買い方のコツを身につけることです。
運や直感に頼るのではなく、戦略的なアプローチによって勝率は大きく変わるでしょう。
- 出走馬のデータを調べてから買う
- 勝負するレースを絞って買う
- 当たりやすい馬券を買う
競馬で勝つためには、出走馬のデータ分析、賢いレース選択、馬券組み合わせによるリスクヘッジが鍵となります。
以下で3つのコツについて詳しく解説していきます。
コツ①出走馬のデータを調べてから買う
競馬で的中率を高めるためには、出走馬の過去の戦績、血統、コース適性、騎手との相性などのデータ分析が不可欠です。
例えば、特定の距離や馬場条件で安定した成績を残している馬、決まった騎手との組み合わせで高い成績を示している馬に注目することが重要。
データに基づいて予想を立てることで、的中率が向上し、長期的に見て回収率を高められます。
単に人気馬を追うのではなく、各馬の能力と潜在的なポテンシャルを見極めることが肝心でしょう。
コツ②勝負するレースを絞って買う
全てのレースに手を出すのではなく、自分が予想しやすいレースを見極めることが勝利への鍵です。
例えば、出走馬の数が少ないレース、オッズが偏っているレースは予想しやすく、勝つ可能性が高まります。
出走頭数が少ないレースは、予想する組み合わせが少なくなり、的中の確率が自然と高くなるのです。
また、オッズが偏っているレースは実力差が明確であることが多く、上位の馬に投資することで安定した回収が期待できます。
ただし、堅いレースの場合、配当が低くなるので、馬券の購入点数を調整するようにしてください。
コツ③当たりやすい馬券を買う
競馬で勝率を上げるためには、当たりやすい馬券を買うことです。
複勝やワイドなど、比較的当たりやすい馬券は、安定した回収率に貢献します。
さらに、2種類の異なる馬券を組み合わせてリスクヘッジを図ることも一つの効果的な戦略。
例えば、馬連とワイドを組み合わせることで、1着と2着に入る馬を予想すると同時に、3着以内に入る馬をカバーできます。
また、単勝と複勝の組み合わせは、1着に入る馬を予想しつつ、3着以内に入る可能性をカバーでき、的中率と回収率の両方を高められます。
競馬の予想方法のタイプ
競馬の予想方法は主に以下の3つです。
- 過去のデータを収集・分析する
- 競馬新聞を読む
- パドックで馬の調子や適性を観察する
どの馬が勝つ可能性が高いのか、どのようなレース展開が予想されるのか知ることで、レース観戦の楽しさは格段に増します。
また、馬券を購入するときも効果的な予想方法に基づいて、馬や組み合わせを決めるべきなのです。
ここでは、競馬の予想方法の中で一般的な3つのタイプを紹介します。
タイプ①過去のデータを収集・分析する
最も一般的な予想方法は、競走馬やレースに関するデータの収集と分析です。
競馬ファンは、馬の過去の実績、タイム、距離や競馬場での成績、血統、調教状況、体重など、あらゆる情報を分析します。
さらに、レース傾向やコース特性のデータも予想に役立てられます。
例えば、特定のレースでの過去の傾向、競馬場ごとの特性などが、レースの展開や結果を予測する上で重要な手がかりになるでしょう。
タイプ②競馬新聞を読む
競馬新聞やスポーツ新聞の競馬面は、競馬予想における貴重な情報源です。
競馬の専門家が、彼らの見解や予想を公開しているためです。
また、出馬表には各馬の有力度を示す予想印が打たれており、これらの情報を基に予想を立てるファンも多くいます。
競馬新聞は専門家の見解を参考にしながら、自分の予想を補完するための有用なツールとなるでしょう。
タイプ③パドックで馬の調子や適性を観察する
レース前にパドックで観察するのは、競馬予想の方法の一つです。
馬のコンディションや適性、歩き方などを直接見て判断するものです。
芝やダートの適性、距離の得意不得意などは馬体にも表れます。
また、馬がレース前にどれだけ仕上がっているかは、馬体や毛ヅヤ、歩き方から読み取れると言われています。
パドックでの観察は、馬の現状を直接確認し、その日のパフォーマンスを予測するための重要な手段でしょう。
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いかがでしたでしょうか。
競馬でなかなか勝てないときは、負ける買い方をしてしまっているかもしれないと、お分かりいただけたかと思います。
競馬で勝つためには、しっかりとした事前のリサーチ、収支の管理が大切です。
本記事で紹介した競馬で勝つコツ、予想方法を実践しながら楽しんでみてください。